尿道炎 男性 クラミジア

男性の性病の初期症状は尿道炎に似ている

男性の性病で、近年、患者がじわじわと増えているのが、クラミジアです。

 

クラミジアの原因菌は、クラミジアトラコマチスと言います。クラミジアトラコマチスとは、直径0.3ミクロン程度の細菌の仲間です。クラミジアトラコマチスが棲みつくのは、女性の膣や子宮、男性の尿道、男女ともに咽頭です。

 

感染は、性行為による直接接触。コンドーム無しの性行為によって感染します。
それ以外に、近年はオーラルセックスが流行しているため、性器から咽頭に感染するケースが増えています。

 

最近は、風俗店では感染症対策が進んでおり、感染は、むしろ一般の恋人同士で増えています。
コンドーム無しの性行為やオーラルセックスの後の体調不良を感じたら、相手が風俗店の店員でなくても、性病感染を疑った方が良いでしょう。

 

クラミジアは、コップの回し飲み、トイレの便座、風呂などをきっかけとして感染することはありません。日常生活を不必要に不安視することはないと言えます。

 

男性の場合、初期症状は尿道炎に似ています。
水っぽい膿が出たり、排尿時に軽い違和感を感じたりします。

 

淋病に罹った時のようなひどい痛みではありません。
軽い違和感と言った方が良い感じです。軽い痒みや不快感です。

 

尿道が熱を持った感じがすることもあります。
男性の場合、女性よりも症状が出やすいようです。

 

ひどい人だと、ペニスの先が赤みを帯びることもあります。
患者は、近年、10代から20代の若い世代に増えています。

 

その世代で、直接接触が生じる性行為を行った後に尿道炎のような症状が現れたら、性病を疑って受診した方が良いでしょう。

 

治療すれば、クラミジアはきちんと治る病気です。
しかし、放置していると、精巣上体炎という、より深刻な病気に進展する可能性があります。

 

精巣上体炎は、クラミジアに感染した人のヤク5%に発症するとされています。
睾丸が腫れるのが、大きな特徴です。睾丸に痛みを感じたり、微熱が出ることもあります。

 

精巣上体炎に罹ると、精子が通れなくなることもあります。男性の不妊症の原因になります。
クラミジアに罹ったのではないかと感じたら、すぐに性病科を受診しましょう。